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ホームページとは

ホームページは新人営業マンと一緒

誰かが育てなければ活躍してくれません

令和の現在、ホームページがあって当たり前の時代です。かつて私たちは企業や店舗情報を調べるときにその場所に出向いたりパンプレットを手に入れたり電話を掛けたり、とても手間を掛けて情報を入手していました。今はどんな人でもパソコンやスマホでサクサクと情報が手に入ります。それだけインターネット上には情報があふれていることも皆知っています。そこで手に入らないものは存在しないに等しいとさえ思えます。

人から聞いたオシャレなレストラン情報をもとに今度行ってみようとネットを検索してみたら、ホームページが無くて食べログの案内しかありませんでした。それを見てもまずまずの評価は得られますが、どんなお店なのかなかなか想像ができません。つまり、その先の期待や行動に繋がりにくく、より確実な予定を組むための機会損失をしてしまったと言えます。せっかく人から口コミをしてもらったにも関わらず、情報がそこで遮断されてしまったのです。見つけられた人にだけ商売が出来ればよいという隠れ家的趣味的なオーナーの考えで運営しているなら話は別ですが、売り上げアップを考えているとしたらとても勿体無いことです。

ではホームページがあれば良かったのでしょうか。それもまたちょっと違います。ホームページを作ったままで新着情報が古いままで止まっていたり、内容が制作時から全く変わらずにオーナー自らもほとんど覗いたことが無ければ、ホームページの存在自体がお客様にマイナスイメージを持たせてしまうことにもなりかねません。ついでに言うと、店の情報を発信していればお客様が関心を持ってくれるものでもありません。

もしかすると世の中ではホームページという名称が何となく会社案内のイメージで捉えられているかも知れません。だからパンフレットのようにサービス内容や企業概要だけ載せとけば当たり障りなくちゃんと準備していると、おそらくホームページを持つという意味をこのように考えている方も少なくないと思います。

制作依頼者はホームページやインターネットの仕組みに不慣れな方が多いので、ほぼ制作会社の言いなりで作ったものも少なからずあるでしょう。だから内容よりも見た目に捉われてしまいオシャレで見てくれの良いホームページが出来上がったことに満足して終わるというのが想像できてしまいます。もちろん掲載したい内容はきちんと載せられてあるのである意味満足されたことには間違いありません

私はホームページを単なる会社案内とは考えておりません。オーナーに成り代わり一生懸命に働く『 仲間 』として迎え入れると考えてみてはいかがでしょうか。ホームページさんは新人でまだ何もあなたの会社のことを理解していません。この新人を生かすのは指導者やオーナー自身です。どのように育てるのか、どのように育ってほしいのかをしっかり考えることがホームページさんを採用する責任でもあります。この新人さんにはじめから無理を言ってもすぐに出来るものではありません。営業して集客してこいって言ったところで、右も左も分からないのは当然です。だからオーナー自らの考えや思いなどをしっかりと教え込む必要もありますし、伝統や手法を伝えてあげなければなりません。そのかわり教えたことはとても素直に全て実行してくれますし24時間寝ずに働いてくれます。休日も必要ありませんし文句なんか一切言いません。ところがせっかく採用した新人さんを何年も放っておいたら、そりゃやる気を失くしますよ。だって新人さんは反論できませんから。たまに道を聞かれた方に店を案内している程度です。

このように考えてみることで、オーナー自身がホームページにさらに関心を持ち、手を加えていくことに躊躇しなくなるのではないでしょうか。ホームページは人の気配(ひとけ)を出していくことでより効果が上がると言われていますが、ホームページ自体を人になぞらえて育てるという意識をすることで、より一層の効果と期待が持てると思います。

>>>インターネットの仕組み